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2007年6月11日 (月)

アルコール性小脳萎縮

僕はその筋の専門家ではないので、さらっと書きます。

酒のみで、仕事中ふら付いたり平らなところで躓いてる人を見ると”アルコール性小脳萎縮だ!”なんて冷やかします。運動失調を見て小脳萎縮と捕らえているわけですが、実際に小脳が萎縮しているかどうかは別です。

本来、こんな病名を僕は知りませんが、飲酒からくるビタミンB1不足から起こるウエルニッケ脳症などの病気やその結果起こる症状などのうち、運動失調を来たしているものやアルコール性ミオパチーで筋肉が萎縮していたりしてふら付きが出ているようなもの、アルコールそのものによる小脳萎縮を総称して言っているようです。(厳密にはアルコールそのものによる小脳萎縮を言うのでしょうが、事はそんなに単純ではないのです。)

先日”若い女性のアルコール依存症”と言う記事を書いたけど、アルコール依存症そのものについては全く書いてなかったので、少し書こうかと思います。ただネットで検索を掛けると幾らでも良い説明があるのでしょうから、違った面から私的な意見を書こうかと思います。

過度のアルコール摂取から起こる病気は、そのものに死の危険がありますが、多くの神経障害で運動失調や記銘力障害、見当識障害などの障害が出ます。これらの不味いことは、アルコールを止めても確実に元に戻る保証が無いことです。また、正常な判断が出来なくなる可能性が高く、それは”不味い”と言う判断も出来なくなる可能性があると言えます。所謂アルコール性痴呆の状態なのですが、自分では、危険を冒しているという判断も出来ない。もっと極端に酷いことを言うと自分が誰かも怪しくなる、つまり自己を喪失してしまう可能性があります。今現在と違う自分になってしまう。脳が自己を特定できなくなるという事は、それはもう違う人になった、と言うことになります。家族や知人がその人だと特定しているだけです。

アルツハイマーの方々のように病気の進行を止められないのではなく、アルコールは止めれば病気の進行を止められる可能性が残されています。でもある程度まで進んでしまうと、正常な判断が出来ない、自分では止められなくなる可能性が高い。

後悔しても遅い、もしくは、後悔すら出来ないくならないように、過度なアルコール摂取は控えたほうが良いのではないかと思います。

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コメント

もしやこの内容、うちの父にあてて書いてくれました?
すごくためになります。
しかしあのジジィはまだまだ不摂生で大変です。
このブログプリントして脅そうかな(笑)

投稿: hanaぽん | 2007年6月11日 (月) 22時47分

う~ん、意識してなかった、と言えば嘘になるかな?
本当の酒飲みって、つまみも碌に食べずに飲むんだよね。必須栄養素が全然足りないんだ。特にビタミン系。危ないよね。
僕が深酒しない理由は、脳だけは無事で居たいと思うからなんだけどね。

投稿: フロの飼主 | 2007年6月11日 (月) 23時03分

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