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2007年10月 5日 (金)

フロの初入浴

彼は基本的に野良猫でしたので、昼間は外で遊んでいます。何をしているかは解りませんが、大体外に居るようした。でも夜は、そっちゅう僕のベッドの彼のお気に入りのクッションの上で寝ていました。彼は、お世辞にもあまり綺麗好きとは言えず、元々は真っ白な猫なのに何か薄汚れた感じでした。
”お前、もうちょっとまめに毛づくろいとかしないの?”
流石に汚いので彼を風呂に入れることにしました。
”お前もこの部屋に入り浸るんなら、ちったあ!奇麗になってもらわんとね?”

休日の昼間、彼が遊びに来ると、そそくさと風呂の準備をし、バスタオルと布団乾燥機、バスマットを用意しました。
”何をするのか?”
と怪訝そうに見ていた彼は、シャワーの音に反応して身の危険を感じたようです。逃げ出そうとする彼をタックルして捕まえ、”ぎゃ-ぎゃ-”騒ぐ彼を風呂場に連れ込み足から洗い始めました。
足を洗っている時は、
”にゃーお!”
を連呼していた彼も、首筋にお湯を掛けた途端、
”ふぎゃ-!”
とか騒ぎながら、猛然と暴れ始めました。
ひっかいたり、噛んだり、
”あーっ!、お前、今本気で噛んだろ!?”
とか言いながら、何とか20分ほどで鳴きすぎでガラガラ声のタオルで簀巻きの猫が出来上がりました。(ある意味動物虐待かも知れない....)

僕は、肘から先に20箇所ほどの引っかき傷と噛み傷、彼は湯船に口をぶつけて血が滲んでいました。
”まるで決闘でもしたみたいだな?”
布団乾燥機の蛇腹で温風を当てながら、撫でて乾かしてあげてる最中、彼は、
”何時逃げ出そうか?”
と身構えていました。でも、結局全部乾くまで逃げ出せずにいました。
”さて、傷の手当てでもしようか?”
と言いながら、赤チン(発売中止になる前に買い込んで置いたものが、残っていました。)を指先に取って、唇の血が滲んだところに塗ってあげると直ぐ舐めてしまう。
”おい、おい、胃に赤チンを塗りたいわけじゃないんだから、舐めんなよ!”
とか言いながら、5回ほど塗って終わりにしました。

その後、トレイに牛乳を入れてあげて、このとき始めて僕の左手から解放された彼は、一瞬逃げようか迷ったようでしたが、牛乳を飲み始めました。
僕が自分の腕にも赤チンを塗っているのを怪訝そうに見ながらもあっと言う間に飲み干してしまった。(風呂上りの牛乳は、猫にも美味いんだろうか?)
”まったく、真剣に抵抗するなよなあ?”
と言うと、
”ふぎゃ!”
と怒ったように鳴いて出て行ってしまいました。

こりゃ、当分寄り付かないな?と思っていたのですが、何時ものようにあがりまちでご飯を食べて、ベッドに横になってテレビを見ている僕の膝に寄りかかって毛づくろいを始めました。

”お前~、もしかして相当忘れっぽいんか?”

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コメント

常々水嫌いの猫をどうやって洗って乾かすんだろうと思ってましたが、身を挺しての作業だったのですね。
このお話、ずーっとシリーズが終わらないといいなあ。

投稿: 如月 | 2007年10月 5日 (金) 21時48分

如月さん、ありがとう。
彼ら(実はフロだけではなく)と過ごしたのは約2年。思い出は沢山有ります。
暫くは続くでしょうね。
でも、終わりにする時を考えると書き始める気になれず。暫くお蔵入りしていました。
ゆっくりゆっくり書くかもしれません。
ご容赦を(ペコリ)

投稿: フロの飼い主 | 2007年10月 5日 (金) 23時00分

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