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2007年12月 4日 (火)

蛙ツボカビの上陸に思う

小さい頃、住んでいたところから自転車で15分くらい走ったところに”池の川”と言う割と大きな湿地帯があった。
そこは、水辺の生き物が沢山棲む子供達の格好の遊び場だった。現在は埋め立てられて総合運動公園になってしまっているが、蛙はもとより、鯉、鮒、タナゴ、クチボソ、手長えび、ザリガニ、ヤゴ、タムシ、水蟷螂などなど子供の頃の好奇心を十分満足させてくれていた。取り分け蛙は好きだった。087その中でもアマガエルの宝石のような美しさは、今でも目に浮かぶ。蛇と蛙の睨み合いでもないのだが、芋科の大きな葉っぱの茂みにアマガエルを見つけると、向こうが逃げていなくなってしまうまでそれこそ日が暮れるのも忘れて見入っていた覚えがある。

ブラックバスやブルーギルの外来魚が多くの湖に放されて、在来種が絶滅しかかっている話を聞く。釣りを楽しみたい連中が放したとか、釣り道具を売りたい連中が放したとか、噂はどうあれ、生き物を釣って放す(食べるのではなく)だけでも十分軽蔑に値するのに、自分達の快楽のために生態系を壊してしまうのは、現在の豊かになった日本では許しがたい。戦後の復興期に自分達が生きるために知らずにやってしまったのとは、訳が違う。

ツボカビもアフリカツメガエルをペットとして外に出したことによると言うのが定説となっているようだ。だとすれば、これも人の身勝手な行いが引き起こしている。何故そんな遠い国の変わった蛙をペットにしたい?可愛がるなら、狭い水槽に閉じ込めないで環境保護にでも手を貸して、彼ら本来の住処を守るほうが余程可愛がっているように思える。

中南米では、既に絶滅した種類も居るらしい。もしツボカビが日本でも蔓延してしまったら、あの宝石のようなアマガエルも見ることが出来なくなるかも知れない。

WWFジャパンでも蛙の愛好家達に注意喚起を行っている。ツボカビは、30℃以上で死ぬらしいので、水槽で死んだ蛙は可哀想だからといって土葬などせず、必ず焼却処分にしてもらいたいものだ。
http://www.wwf.or.jp/activity/wildlife/biodiv/alien/chyt2007/index.htm

アマガエルの写真は、”アマガエル写真館”さんのを借りました。無断借用です。ごめんなさい。ここには可愛い写真が沢山あって、目を楽しませてくれます。写真は、全てのショットが野生のままを撮影しているようです。http://siguiente.hp.infoseek.co.jp/index.html

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コメント

アマガエルはいろんな色のがいますよね。
色を変えられるのでしょうかね。
綺麗だし、鳴き声も好きです。
犬はなぜかカエルには興味を示しません。
そして!キャチアンドリリース、だいっきらいです。
いたぶって傷つけて逃がしてるのになにやらいいこと、優しいことみたいな扱いなのも腹立たしいです。
お前が同じことされてみろ!です。
釣ったら食え。ですよ。お金持ちの別荘の壁の鹿の首ぐらい感じ悪いです。
カビ、日本に蔓延したら怖いですよね。1カ月ぐらい前のニュースで見て心配してました。
自然界のバランスでどうにか抑えられるといいなあ。(長文でごめんなさい。ついw)

投稿: 如月 | 2007年12月 4日 (火) 23時39分

如月さん
同意見で嬉しいですね。
リリースしても半分は死に半分は消耗で暫らく動けなくなるそうです。僕にはどう見ても"命を弄んでいる”ように思えます。
殺生は、食べて生きるためだけに許されていると思っています。だからとは言いませんが、バイクのカウルに張り付いて死んでいる虫を見ると切なくなります。
蛙は保護色ですが、アマガエルは緑の葉っぱの上に休んでますのであんまり色を変えられないのだと思いますよ。せいぜい濃くなるか薄くなるくらいかと。よく知らないのですが、多分色は変えられないだろうな?と思います。

投稿: フロの飼主 | 2007年12月 5日 (水) 00時18分

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