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2008年3月20日 (木)

F1の進む方向は?

開幕のメルボルンを見ただろうか?

今年からトラクションコントロールが禁止になった。これまで長くF1に居てトラクションコントロールに慣れてしまったドライバー達は、テストでは上手く順応しているように見えた。でも、いざレースで競い合いを始めた時にスロットルコントロールに対する意識の度合いが垣間見えたように次々とアクシデントを起こし、完走僅か7台と近年稀に見る面白いレースになった。正直、予選順位のまま行列するようなレースに飽き飽きしていた。このレースでは、ハミルトンと特にアロンソのアクセルワークの上手さが目だったように思えた。

FIAは、カスタマーマシンを許可していたが、コンコルド協定などと言う関係者しか中身を知らない協定のお陰で、2010年からは完全なコンストラクターのみとなった。プロドライブは参戦を諦めたように見えるし、ミナルディは現在トロ・ロッソになっているが売りに出てしまった。アグリは既に売られてしまった。ジョーダンはそっちゅうオーナーが変わっている。スチアートは、現在レッドブルになっているが、採算割れすれば直ぐに売りに出されるだろう。http://www.allf1.info/tracks/monza55.php
を見るとこれまで、こんなに多くのチームがあったのかとビックリする。でも身売りしながらでも続いているのならいい。F1を見始めた頃から馴染みのあるティレルやロータス、ラルース、リジェ等は解散してしまった。

分配金は、どんな仕組みになっているかさっぱり解からないけれども、成績順に金額が変わるようでる。しかも10位までしか貰えないらしい。
今のまま、競争力がある=スポンサーフィーを沢山取れるマシンを開発するのは多額の資金が必要だそうだ。自動車会社のようにF1での成績が自動車販売に直結するのであれば、F1だけで採算が取れなくてもOKだろうが、昔ながらの独立チームは、今後生き残れるのだろうか?最終的にメルセデス、BMW、ルノー、ホンダ、(トヨタ、)フェラーリだけになってしまうのではないだろうか?

F1はスポーツ?の興行としては、1開催に付き一番稼ぎが良いらしい。http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51255085.html
でも、その稼ぎを閉鎖されたグループの中だけで分配し、新規に参入するのは殆ど不可能、と言った状態で何時まで興行としての集客力を持つのか疑問があった。それ程、最近のF1は面白くなかった。

レースとして見ていて一番面白いと思えるのはGP125である。あれほどマシン差が小さく抜きつ抜かれつ集団で走り誰が勝つか解らない面白いレースは他に無い。GP250やmotoGPより余程面白い。コンコルド協定なんて言う訳の解らないものも無い。

サッカーは世界で多分一番競技人口の多いスポーツではないだろうか?参加するのにお金もかからないし、才能さえあれば誰でも世界的に活躍する機会がある。World Cupでは、ほぼ国別対抗の様相で国民が応援に参加する。選手の顔や技術が解りやすく、自分の応援する選手、チーム、国の代表が目の前で頑張るのである。面白くないはずが無い。

自動車レースは、マシンの優劣が勝敗を左右するのでお金の掛け具合が勝敗に左右するのは致し方ないところではあるが、マシンさえ良ければ誰でも勝てるような状況では、やはり応援し甲斐もない。その年、一番開発が上手くいったところがその年を勝つ、開幕戦を見たら、直前テストを見たら、もうその年の結果が見えてしまうようでは面白くも何とも無い。
マックス・モズレーは嫌われ者ではあるが、彼が目指すお金の掛からないF1は、ある意味理に適っているように思える。多分World Cupサッカーのようなものを目指せば良いのだ。

今年の開幕戦を見たら、マシンの性能だけでは勝てない状況がそれでもちょっとだけ見えて面白かった。

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