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2008年5月13日 (火)

チャタリングってそういう事?

最近motoGPを見ていて、ライダーが”どうしてもフロントのチャタリングが消せなくて、結局レースペースが上げられませんでした。”なんてコメントをするのを耳にします。

バイクの振動と言うと、低速から高速の全域で起こる細かなハンドルの振動をシミーと言い、低速域で起こる大きな振れをウォブルと言うぐらいしか知りませんでした。それから、飛行機の主翼の剛性不足から起こる翼端の振動をフラッターと言うのも知っていました。

チャタリングと言うと、電気回路で特にリレーの接点が着いたり離れたりで入力のオンオフを繰り返すものを言うのは知っていたので、ある程度想像は付いていましたが、バイクのチャタリングと言う用語も振動を表すようです。

先日、”ブレーキジャダー及びシミーの解析技術の開発”と言う論文を見つけました。この論文自体は、simulationの話ですが、simulationに使われるパラメータを見るとこれらの振動の原因は、弾性と構造体の歪みが原因であると思えます。

http://www.estech.co.jp/list.pdf/customer/cust46.pdf

ブレーキジャダーは、ブレーキを踏んだときにブレーキペダルに伝わってくる振動を言いますし、シミーはステアリングの回転方向の振動を言うようです。

結局、弾性率0%(剛性率100%)の構造材を使い真円と真平面を出して、真に平滑な路面を走れば振動は発生しないと言うことになる筈。でも、それだと摩擦も無いことになるので、前にも後ろにも進めないことにはなるのだけれども・・・

実際には、路面も凹凸があり、タイヤも接地面で潰れて復元するときに振動を起こし、ホイール、フロントフォーク(サスペンションを当然含みます)、ステム、フレームの剛性のバランスが共振を起こしたときにシミーだとかウォブルだとかチャタリングとか呼ばれるような振動が起こるのだ。

多分これにエンジンの振動も絡むんだろうなと思いますが、それでなくとも解かりづらいフロント周りの振動にエンジンの振動まで加えてしまうともうさっぱり。

現在履いているミシュランタイヤは、良く潰れるタイヤですが復元するときに振動を起こすような物だとシミーは起こりやすくなっているんだろうな?と想像します。でも、自分のバイクには最初からステアリングダンパーを付けてしまっているので、実は929で体感できたことはありません。昔乗っていたバイクでは、足回りやフレームの剛性不足から振動が出るのは当たり前でしたし、最近乗せさせられたXJR1300は60km/h位でハンドルから手を放すとウォブルが出てました。929は、どんな速度域でもそう言った振動は出ません。

チャタリングについて言えば、motoGPの世界では、同じバイクに同じセッティングで違うライダーが乗っただけで出たり出なかったりするそうです。

もう訳解かんないですね^^;

もっとも解かったところで、普段の走行ペースが上がったりするわけではないのですが・・・・

 

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