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2008年7月30日 (水)

人の進化の方向は正しいのか?

ネズミの種類の中には一際小さい連中が居ます。ちょっと名前は忘れてしまいましたが、彼らは体を小さくすることでエネルギー消費を抑えて厳しい自然界を生き抜いてきました。食物が少なくて済むからか、小さい方が捕食の対象となり辛いからか、寄せ集って眠るためにエネルギー消費が少なくて済むからか、複数の条件が複雑に絡み合って、彼らは体を小さくする方向に進化の道を進めて来ました。でも、彼らは極端に小さくなりすぎて常に動いていないと体温を維持できません。ネズミは基本的に単独行動をするのに、彼らは眠る時は複数の個体が寄り集まって眠り体温が失われるのを防ぎます。小さい故に行動範囲が狭く、眠る時は集らなければならないので、彼らは狭い地域に密集し彼らの餌を少なくします。そしてまた小さくなっていきます。
何処で間違えたのか解りませんが、彼らは進化の袋小路に入ってしまっているのです。

人間は、高度な脳機能を持つ事で淘汰を勝ち抜いてきたようです。現在、世界人口は67億人に迫っています。生物として生きるのに、これほど高度な知能は必要ないかもしれません。しかし、中途半端な知能では自らを滅ぼしかねません。
現在の知能レベルで、人口が爆発し、紛争が絶えないのであれば、我々はまだ十分な知能を獲ていないのかも知れません。紛争の原因が食料やエネルギーだけとは限りませんが、地球が養える人間の数に限りがあるなら、何れその奪い合いになるのでしょう?
朝日新聞の天声人語に世界で安定的に水を得ることが出来ない人が約25億人居ると書いてありましたが、幾ら高度な文明を得ても食料が無くては人口を支えられません。また、化石燃料に頼る現在、安定したエネルギーを確保できなければ文明を維持できません。

淘汰を勝ち抜くために得た能力が齎した人口が、人間そのものを滅ぼしかねないのであれば、これも一つの進化の袋小路なのかも知れないな、と思うのです。
そして、この袋小路から抜け出すには、今よりも高度な知能を必要とするかも知れません。まあ、それすら、正しい確証は何も無いのですが・・・

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コメント

フロの飼主さんへ

ふむ…近い未来の…考えたくない現実でしょうねぇ
高度な知恵があるからこそ、後手後手に回したいのかもしれない

ふふふ…考え深い記事に感謝

投稿: (゜ω゜ )ニャンポコー2等兵 | 2008年8月 1日 (金) 01時31分

(゜ω゜ )ニャンポコー2等兵 さん

>後手後手に回したいのかもしれない
って、大人のずるい賢さですかね?

大体この手の記事を載せてるときは、ネタ切れの時。(自滅)
でも、人気記事の上位は、こんな感じの変なネタばかりなんですよねえ~。(悲しい喜び?)

投稿: フロの飼主 | 2008年8月 1日 (金) 01時45分

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