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2010年4月28日 (水)

総理大臣の国民投票制について

何時も政治が混乱すると、政党が乱立する。
自由民主党は、元々二つの政党がくっ付いて出来たものだそうだが、内部には以前から政策の食い違う党員を沢山抱いていた。政権党と言う求心力が無くなって、さてどうなるか?と思っていたら、やっぱり分裂し始めた。

民主党の支持率が急降下しているが、民主党は元々小沢党でしょ?あれだけ沢山の議員が居ても、強力なリーダーシップを取れる人で政治資金も沢山持っている人は他に居ないよね。だから、首相と言えど彼を外すこと出来ない。でも、彼は国民に人気が無い。支持団体の怪しげな問題で尚更である。

民主党の若手議員は、特に前回民主党の追い風で、ある意味民主党を名乗っていれば誰でも当選できたような選挙で当選した議員にとっては、再選を目指す上で風向きの悪い人をトップ下に据えて置かれては都合が悪いのだろう?彼らがどういう理念を持っているかは知らないけれども、小沢党だと解かっていて民主党から立候補したんじゃないの?

大体、政治家は立候補する時点である種の政治的理念を持って立候補するのだろう?200人位の政党に属する議員が全く同じ理念で在る筈も無いよね。何かしらの利害関係を持ってくっ付いているだけでしょ?
「党利、党則に基づいて」なんて言ってるのは、民主主義が数の多さで物事を決めてゆく制度なんだから、党の執行部の考えに従って貰わないと、当選に力を貸した権利をまっとう出来ない。力だけ借りて理念に合わないと出てゆく議員の正当性と、力の貸し倒れになった党の正当性は、どちらが正しいとも言いがたいけれども、少なくとも比例で当選した議員が党を離れるのは、政党への不当性と党に投票した国民への不当性で二重に不当ですよね?

総理大臣は、国民が選んだ議員が選挙で選ぶものでした。だから、大体多数党から総理大臣が選ばれる。傍目には、党が先にありて、総理大臣はお飾りのような印象が拭えない。党の実力者がそのまま総理大臣になっていたのは、大平さんくらいまでだったろうか?誰とは言わないけれども人気の無い実力者=政治資金を沢山持っている人は、後ろに隠れていて、総理大臣にあれこれ茶々を入れる。リーダーシップなど取れよう筈も無い。それは、今の民主党に限ったことではなくて、自民党時代からずっとそうだったのだ。

政党を無くせとは言わないけれども(実は必要ないんじゃない?と思ってる。)、総理大臣は議員に選ばせずに国民投票で選ばせて見てはどうだろうか?

政策集団である筈の内閣は、総理大臣に好きに選ばせる。当然、議員である必要も無い。議会における議員は、それぞれの政治理念に基づいて、議題ごとに集合離散すれば良い。

政党に数の理論の為にお金を出して人を集めると言う必要性が無ければ、議員が理念を曲げるほどの義理もなくなるだろう?選挙の時に国民に訴えた公約をまっとう出来る公算も高くなる。議員立法をして賛成して貰えるほど説得力のある理屈を用意できれば、それは実現できる。幾ら理念に燃えていても、現在のように政党に訴えても、党利党則に潰されて全く顔が見えないような政治家になることも無い。

ただし、上手く生かせるには幾つか条件が必要だろう。決議の際に欠席を許さない、賛成票を投じるにも不賛成票を投じるにも必ず理由を提示しなければならない、無効票を出すのは禁止する、再選を目指すなら任期中に何をしたのか立候補時に提示しなければならない、これぐらいで十分だろうか?

利益共同体が幾ら議員を送り出したとしても、政党に政治資金を出したとしても、大勢の議員の賛同を得なければ何も決まらない。少なくとも政党のリーダーにお金を渡せば、党員=議会の過半数を抑えられてしまうようなことにはならないだろう?

ちょっとした危惧は、本当に何も決まらなくなってしまうことだろうか?
八方塞に答えを出して行くのが政治なのだから、過半数の賛同を得る政策やら、立法を行うのは至難の技である。全てが否決、廃案になってしまったら政治がストップしてしまう。総理大臣が何か政策を打ち出そうにも、議会が一向に批准してくれないことには先に進めないのだから。

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