« 近所の桜 | トップページ | 一本乗り損ねるとそこは別世界 »

2011年5月 3日 (火)

東電は一時国有化した方が良いのではないか?

東電の役員報酬を半減しますとか偉そうに言っている割に、それでも2,000万円を超えていると聞いてちょっと意地が悪い感覚になっています。これまで安全性を強調するために安全対策を怠って来た役員たちの責任は重く、報酬カットくらいで電気料金値上げなんぞしたら、間違いなく叩かれるでしょうね。

どのみち財政出動で税金が投入されるのであれば、東電を民営として残しておく道理も無い。一時的に国営化してしまったほうが良い。理由は、いくつかあるのですが、

東電株を大量に持っているであろう政財界の人達の責任を問うため。
株主として安全対策を問うて来なかった責任は当然あります。事故保障に税金を投入することは、これまで東電の株式を持つことで利益を上げてきた人達をも守ることに他ならないですよね。
沢山の東電株を持つ政財界の人達にとって、東電を民営で残すことは、彼らの利益を守ることになるのです。消費税を値上げしたところで、彼らの財布は傷まないでしょうね?どうせ彼らには微々たる物です。世は正に復興税容認ムード、政治的にも痛まない。そんな馬鹿な話が通ってたまるか?
安全は唯では買えない。いや、むしろ安全対策は、収益を悪化させるくらい金がかかる。役員の成果は、通常、収益の良し悪しで決まる。収益が悪ければ、役員の能力を問われる、それが平常時の理屈でしょう?
事故が起こると安全対策についてとやかく言われますが、金のかかる完全対策を、安全神話をでっち上げて誤魔化し、収益を上げることが、これまでの東電役員の腕の見せ所だったのだろうかと思います。その手腕が、東電の株主達に買われてきたのでしょう?そして、その株主達の一部は、政財界の人達ですよね。民主党には沢山居ないかも知れませんが、自民党の中には、国営化してしてしまいそうな民主党をさっさと降ろしてしまわないと、持ち株が全部、紙切れになってしまう議員が沢山居ると思いますよ。

何かあった時のために高い給料を貰っている役員に全員辞めて貰うため。
安全対策の不備のために悪化した事態の収拾の財源をリストラで賄うなら、報酬の高い順に役員からリストラした方が効率が高い。それに、そもそも彼らの存在が事態を悪化させた要因の一部なのだから。

現在、罵声を浴びながらも頑張っていると思われる一般職員をリストラから守るため。
多分リストラの対象になるのは彼らで、実質彼らが東電を支えている筈ですよね。トカゲの尻尾きりのように、責任の無い実働部隊が切られるのは、世の常です。でも、何時までそんなことを続けるのでしょうか?民営と言えど半分国営みたいな企業ですし、税金を投入するなら、国民が口を出す権利も発生します。黙っている必要はもう無いですよね?

それから一番大事な現在原発を止めるために、被爆と闘っている人達の保障をきちっと行うため。
東電を民営のまま残してしまうと、きっと彼らは保障を受けられないでしょう。福島原発が廃炉になれば、お金の掛かる職員を雇い続ける筈も無いでしょう。確実に彼らは退職させられます。そして、具体的な障害の事実が無い、とか言われて保障をカットされます。特に放射線作業従事者の線量限度(災害時の250mSvではなく、通常の5年で100mSv)を超えた人達は、障害者認定でもして国が守ってあげない限り、次に事故が起こった時に危険な作業に当たってくれる人が居なくなります。それは、放射線物質の大量拡散を意味するでしょう。

こうやって理由を並べてみると、単に意地が悪くなっているだけにも思えないほど、まともな意見に思えて来ますね。(笑)
さて、民主党政治は、ここにメスを入れられるでしょうかね?
この書き方は、どうせ出来ないだろうな?と思っているように見えそうですが、実際、こう言うところにメスを入れられないのであれば、そもそも民衆の代表であることを謳っている民主党自体の存続理由が怪しいであろう?と僕自身は考えています。

|

« 近所の桜 | トップページ | 一本乗り損ねるとそこは別世界 »

独り言」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東電は一時国有化した方が良いのではないか?:

» 株の配当 株配当入門 [株の配当 株配当入門]
株の配当について解説しています。 [続きを読む]

受信: 2011年5月 4日 (水) 23時16分

« 近所の桜 | トップページ | 一本乗り損ねるとそこは別世界 »