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2011年11月11日 (金)

大阪市長選は楽しいね

橋下さんは、行政の変なところを”変だだから変えよう!”と言っている。過激な改革をしようとすれば、どうなるか解りづらい。何となく不安だから、特に安定した老後を送りたいとか思っている老人達からは支持されないだろうな?
平松さんは、これまでの方法を続けながら改善を図ろうとしてるのかな?場合によっては、既得権益に守られた人たちの代弁者かも知れない。

イタリアの既得権益が改革の足を引っ張るように、日本の国政もこれまでの方法論が行き詰ってるのだから変えるしかないのだが、相変わらずの支持団体の顔色を伺う議員の反対でTPP参加交渉参加に二の足を踏んでいる。参加交渉でこれである。参加を決めたらどんな抵抗があるんだろうね?

国民全体の生活水準に合わせるには、農家一軒当たりの耕作面積が少なすぎて、世界一じゃない?と思える耕作能力をもってしても、補助が無ければ生活水準が保てない。
現在の農家の土地所有を認めつつ、耕作地の集約、農機の集約、経営効率の改善、流通の高収益化等、将来どうなるのか?をきちんと説明し、その施策を継続される約束がされなければ、農家に理解もされないだろうし、TPP参加で農家は潰れるだろう?

これまで農家が一軒ずつの経営で効率が悪かった部分を改善しなければ、幾ら食料自給率の改善を歌っても、農業が国家の負担になるだけだよね?
既得権益を有する人たちは、権益が無くなった時にどうなるのかの道筋が解らなければ、生活が出来なくなる、当然反対するだろう?

日本の政治は安定していない。政策の継続性の安心感が無ければ、どんなに良い政策であっても受け入れられないだろう?日本の農家が”それならOKだよ”と言うような方法論を提示出来てTPPに参加した途端に、政権が変わって方法論は語和算でTPPだけ残るような心配が生まれる。当然二歩足を踏むだろう?

55年体制と揶揄される自民党の長期安定政権があったから、日本は繁栄したのだ。でも多くの政府機関が、国民のためではなく、機関のために動いてしまったために機能不全になって、国民は改革を求めたのだろう?
メディアは挙って、野田総理のTPP交渉参加の発表見送りに、政治指導力の欠如を騒いでいる。でも、政権の政治指導力の無さは、国民にとっては政策が何時まで続くのか解らない不安をあおりますよね?
メディアすら、国があってのメディアなのだ。君たちがしていることは、民衆の味方を気取った”国潰し”と言えなくもない。

殆どの国民が、農業には何か施策を考えて、TPPに参加しないと国として成り立たないのではないか?と思っているだろう?でも、賛成できるだけの安心感が今の政府には無いのだ。
民主党は自民党を出た人の集まりだから、特に上層部は自民党時代の手法から逃れられなくて、失態ばかりが目に付く。でも、「まだ自民党の方が良かった」と思う人は居ないだろう?自民党じゃ駄目なのは既に解っているのだ。
リーマンショック、大震災、ヨーロッパのソブリンショック、超円高が日本に改革を迫って来ている中、挙国一致(嫌いな言葉なんだけどね)でもしなければ、乗り越えないだろう?
今の民主党に必要なのは、ひいては日本に必要なのは、指導力が高い首相ではなくて、党内結束と長期安定化なのだ。

平松さんは、「橋下さんは、批判だけしかしない。批判するのは簡単だ。」と言って、大きな変化に不安を持つ人たちを味方に付けているが、緩やかな改善なのか?何もしないのか?はっきりしない政策では、日本一住み難いとか言われてしまっている大阪市を改革をするのは難しいだろう?
でも、橋下さんのアイデアは急進すぎて不安なのだろう?でも大阪の人たちは、多分、「もうどうにかしなければならない」と思っているだろう?橋下さんの話が魅力的だが不安だと思う人たちは、平松さんではもう駄目だ、と思って居るのだろう?

きっと大阪市長選は、今の日本の縮図なのだ。そうだとすれば、まだ若くて長期政権が可能な橋下さんに任せたほうが、長期的な政策の安心感を与えるかも知れない。まあ、橋下さんの一番の問題は、彼の周りに居る議員や職員が、彼のアイデアを具現化できるほどのポテンシャルを持たないことに気づいていないことだろうか?

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