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2012年2月

2012年2月23日 (木)

行政の権限と個人主義

最近アパートやマンションの一室で人が亡くなっている記事を目にします。

さいたま親子3人死亡 室内に食料なし、現金数円
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C889DE1EAEBEBE0E1EAE2E0E0E2E0E0E2E3E09191E3E2E2E2

母が病死、子は衰弱死か 東京・立川市の母子遺体
http://webnews.asahi.co.jp/ann_s_220222073.html

テレビニュースで、立川市の担当課長がインタビュワーに”何で何か起こっているとか想像できなかったのか?”と責められている場面を見ましたが、君なら想像できたの?

仮に想像できたとして、実際に市の担当者がマンションの管理人に言って鍵を開けさせるとか出来るだろうか?
今回は亡くなってしまっていた訳だけれども、仮に実家に戻っていたとかだったら、どんな反応になったろうか?
その場合、テレビニュースのインタビュワーは、”行き過ぎた行為なのではないでしょうか?”と問いただすんではないだろうか?

ちょっと論点が間違っているような気もするけど、テレビニュースの使命は事件や事実を客観的に伝えることなのだが、”視聴者の目線でニュースを作る”とか言って、テレビ関係者が考える視聴者の目線でコメントを入れたり、取材自体にバイアスが掛かる事が容易に想像できる。コメントやバイアスを掛けるくらいなら、何故こう言った事になっているのかを取材すべきだ。

これらの事件?を受けて、じゃあ実際に行政は何をすべきか?

埼玉の件は、住民届けもされていないのだから行政は係わり様が無さそうで、主に近隣の住民の無関心が問題だろう?でも、その無関心は、アメリカ的な個人主義とはちょっと違う日本式の個人主義が齎したもので、我々国民、特に都市部の住民が望んだものだよね?

立川市の事件?は、オムツの支給と言う接点はあったけど、2回出向いたり電話連絡を試みた市の職員には、強制権などは持っていない。行政が住民に関わりを持つと言うことは、行政が住民に介入することだ。これも、個人主義が排除してきた行政の介入で、我々が望んだことではなかったか?

行政の権限と個人主義は、主に相反するのだ。

もう一つ、関わりを持つと言うことは、介入を受けると言うことだ。

政治は、多くの方法から多数意見で一つの方法を決めることだから、こう言う事件?を契機に行政の介入を深めれば、個人の権限は制限を受ける。両方を得る方法は、全く無いとは思わないけど相当お金が掛かる。人手も必要だろう?
でも、国民は税金の安い小さな政府を望んでいるのだ。それは、行政の介入を減らしたい、と言う意味だろう?
まさか、税金も払いたくない、介入もさせたくない、でも弱った時はサービスしろ、の無いものねだり?
まさかね・・・

立川市の事件?は、ガスの使用が止まったためにガス会社が親戚に連絡して発覚したと聞きます。母親はくも膜下出血、子供は1人で連絡も出来ない状態だったと報じられています。母親がくも膜下出血で倒れた時に直ぐに行政が動かなければ、母親は救えない。せめて子供1人だけでもと言うなら、猶予は2日か3日、その間にその家の異変に気付くような行政サービスの構築が必要だ。でも、それって日常茶飯事、行政が住民を監視することだよね?

IT化が進んで、技術的には可能なところにあるだろうけど、それを住民が望むのかな?しかもそれを総意としてしてね。

そうだなあ、子育ての問題もそうだけど、生活の単位人数が減れば減るほど、こう言う問題は頻度が上がるだろう。町内会のようなものが無くなり、住民同士の関わりが切れてしまえば、隣近所でも幾らでも起こる可能性がある。

核家族の禁止?
う~ん、雇用機会均等にぶつかりそうだ。
職業の流動性と家族構成の細分化は相関がありそうだから、行政を含めた他人の介入を甘んじて受ける方が現実味があるだろうか?

町内会強制参加法でも作ろうか?(笑)

最近、こんな普通なら書いても載せないような記事ばかりだな・・・

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2012年2月19日 (日)

今日アバターを見ました

前評判とかはともかく、映像美や3DGraphicの事ばかり言われていたように思いますが、描かれている世界観は非常に興味深いものでした。ハリウッド映画らしく、勧善懲悪ものになってしまっている所がちょっと残念ですが、パンドラの星の生物達がネットワークのように結合できる、生物の命を奪う事に関しての罪の意識、木々が根を通して繋がっている世界は、多様な生物達全てが相互に影響しあっていて、どの種を失ってもバランスが崩れてしまうことを解り易く伝えているように思える。

昨日のNHKのマイケル・サンデル教授の究極の選択と言う討論番組を見ました。番組は、沢山のテーマを元に資本主義の弊害と道徳的、宗教的に人間として正しい事を選択させることで、そこに潜む問題点を討論する形式だった。
これまで何の疑いも無く市場原理に基づいた社会を構成してきたわけだけれども、アラブにおける急速な民主化、原発事故を契機に、市場原理の支配する世界に住みたいのか?精神的な、道徳的な社会観を重視した世界に住みたいのか?これまで議論されてこなかった問題に対して、真剣に議論しなければならない時に来たのであろう、と結んでいた。

これらに共通する問題は、我々人間はこの先にどんな社会を目指してゆくのか、助け合うことで進化を繋いできた人間の世界観と資本主義が齎す世界観はどうしてもぶつかると言うところに存在するのだろう?

アバターの中の人間の故郷は緑が無い、砂漠のようなところに人間だけが生き残っているような状況が言われている。宮崎監督が社会が崩壊して砂漠の中に人間だけが生き残る姿想像できない、人間の作り出した社会が崩壊したら瓦礫は緑に埋もれてゆく姿が想像しやすい、と言っていたけど、他の生物との係わりをなくしたまま人間は生き残れない、そう思いたい。

つまりそう思うと言うことは、僕の考える未来社会は資本主義の追求が齎す砂漠のようなところに人間だけが生き残る世界ではない、と言う事なんだろう。

実は、アバターを見ていた途中で思っていたことは、地球を砂漠のようにしてしまった人間が、まだ何の反省も無いまま緑のパンドラを奪おうとする姿を描く、つまり製作者達はそれ程人間は愚かだと考えているのかと言う事でした。マイケル・サンデル教授が問題提起していることを真剣に議論しないままで社会を構成し続けると、確かに起こりそうではあるけれども・・・

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2012年2月11日 (土)

自転車道に歩行者優先の看板はまずいんじゃない?

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多摩湖自転車道を今日も歩いてみました。そしてこんな看板を見つけました。これまで全く気付きませんでした。

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この看板は、自転車と歩行者の認識の差を助長している。

注意書きの文面自体は、歩行者にも自転車にも注意を促すもので問題は無なそうだが、「歩行者優先」と書いてしまってるのと、歩行者の目にしか触れないことに問題があります。

これらの看板は、道に沿って平行に立てられているので自転車で走れば、全然目に付きません。でも、歩行者はこの看板を見て、「歩行者優先」だと思う。この道は自転車と歩行者の混合対面通行の道なのだ。

単独事故を除いて、殆どの事故は双方の認識の違いから発生するのだから、自転車には注意書きが読めず、歩行者にだけ読めると言う看板は、わざと認識の違いを生み出し事故の発生を助長しているとも言える。

この道を自転車による心肺トレーニングに使うようになって、かれこれ20年以上経つ。昔は自転車で走る人も、ランニングをする人も、散策をする人も圧倒的に少なかった。人が少ない故に、すれ違う者同士が挨拶を交わすのは、ごく自然な行為だったから、ここで挨拶を交わす顔見知りが結構居た。でも最近は凄く人が増えたのに、挨拶を交わすような事は希になった。

この道を自転車で走っていて一番危ないのは、歩行者が急に動くことだ。おしゃべりに夢中で回りが見えていない。スピードを落としていても直前で急に動かれたらどうしようも無い。また、イヤホンを耳に入れて歩いている人達も回りの気配が解らないためか、急に動く。スピードの異なる混合交通なのだから、「飛び出すな、車は急に止まれない」って交通標語は幼稚園児に教えるような事ですよね?

また、この道で一番迷惑な人達は、大声で騒ぎながら、団体で道を占拠してもたもた歩き、ほかの人達に道を譲ろうともしない人達だ。
この行為って、何か見覚えが無いでしょうか?暴走族の連中がしていることと変わりないですよね?爆音を立てながら蛇行運転をして道を占拠しながらもたもた走る.。事の大小はあれど同じ行為に思えます。
10人から30人くらいの人数でこの道を歩きにくる高齢者の団体が、近年目に付くようになりました。この人たち、実は相当傍若無人です。”すみませ~ん、通してください”なんて言おうものなら、おばちゃん達の怖~い目線や口撃に耐えなくてはいけません。

暴走族のお兄さんお姉さん方が、一般の通行者が危ないから邪魔だなんて警察に文句を言いに行ったりはしないだろうけど、この団体の人達は警察にクレームを付けに行きそうだな?なんて思います。

警察が看板を立てるなら、双方の目に付くように、「混合交通なのだから、ほかの通行者に注意をしましょう」と言うべきなのだ。変に優先順位を作るから勘違いする人達が生まれる。そこに認識の差が生じ事故の原因になる。東京都北多摩北部建設事務所なるところが立てた看板のようだけど、”事故が多発している”とかの理由も書いて無いから何で立てたのかは解らないけど、誰かが警察にクレームを入れた結果なのだとすれば、もうちょっと工夫が必要なのでは?もしかして事の本質が見えていないのでは?なんて思ったりします。

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2012年2月 8日 (水)

シングルマザーのワーキングプアの増加は問題だよね

昨日「踊るさんま御殿」で昔貧乏だったタレントや芸人が小さい頃の苦労話をしていた。

今日のnikkei.netに 「単身女性の32%「貧困」、男性は25% 人口問題研2012/2/8 10:15
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E2EAE2E2E38DE2EAE2E0E0E2E3E09180E2E2E2E2
20~64歳単身で暮らす20~64歳の女性の3人に1人が「貧困状態」にあることが国立社会保障・人口問題研究所の分析で8日、分かった。生活の苦しい人の割合を示す「相対的貧困率」が32%だった。単身の20~64歳男性は25%で、女性の苦境が際立っている。」と書いてありました。また、この中に、「19歳以下の子どもがいる母子世帯の貧困率は48%だった。」との記載もあります。(上記NIKKEI.netのリンクの記事から一部転載しています。)

20代の女性タレントが、ご飯に醤油をかけただけのご飯をテレビのグルメ番組を見ながら食べていた、なんて話は、”笑いを取るために、盛ってあるだろ?”と思って聞いていたけど、「19歳以下の子どもがいる母子世帯の貧困率は48%だった。」なんてデータを見ると、あながち嘘とは言えないなと思う。

長らく新聞を読んでいるけれども、こんな記事を目にした事は無かった。今まで取られていなかったデータなのか、出てこなかっただけなのか、関心が無かっただけなのか、それともここ10年の社会構造破壊の結果なのか、よく解らないけれども、経費削減で公営住宅が減っている中で、この人たちは何処に住んでいるのだろうと心配になる。

生活保護のページに行くと(http://生活保護.biz/)、「シングルマザーのワーキングプアの増加、アルバイトやパートでは厳しいので生活保護に」なんてことも書いてあります。
2009年11月の厚生労働省の調査では、生活保護を受けている母子家庭の年間収入268万円に対して、生活保護を受けていない母子家庭の年間収入が236万円なんてデータも出ています。しかも、生活保護を受けていれば、地方税、国民年金、上下水道料金、放送受信料、高校授業料などが免除になったりもするし、医療費も無料なので、実際の生活格差はもっと大きいと予想されます。

可処分所得112万円未満の19歳以下の子どもがいる母子世帯が48%と言う数字は、2009年の厚生労働省のデータより、かなり悪そうに思えます。
少子化対策が急務とか言っていながら、現実にはここ3年間で状況は悪くなっていると言う意味ですよね?

離婚率30%なんて言われていますので、シングルマザーが増えているのですよね?結婚して子供を作っても離婚してシングルマザーのワーキングプアになってしまうと思えば、子供をつくろうとはしないだろうし、そもそも仕事を辞めて結婚しようとも思わないのではないだろうか?
実際に、長年一緒に暮らしているけど結婚しない男女なんてのも増えていると聞きます。

普通の人にとっては、生活保護を受ける決意はハードルが高い、と思われますので、生活保護とまでは行かなくとも収入に応じて、例えば生活保護=その地域で最低限の生活が出来ると目される金額に近くなるように、地方税、国民年金、上下水道料金、放送受信料、高校授業料などの減免(お金を渡すのではなく、徴収しない方向で)を考えないと、少子化対策は難しいかと思います。

財源はどうする?と言われるでしょうが、都市部ゆえに高い生活保護費を貰う傍からパチンコ屋に並ぶような連中を排除すれば、出てくるんじゃないの?生活保護を受けて仕事を全くしていない(出来ないのではなく就職先がない)人たちには、禁煙地区で歩きタバコをしているような人たちに条例違反切符でも切るような、半ボランテイアのようなことをしてもらえば良いのに、なんて思ったりします。公務員削減で手の回らなくなった、公務員を雇ってまでするような仕事じゃ無いことを仕事は出来るのに就職先がないような生活保護者にやって貰えば、色々な意味で良いことなのでは?と考えたりします。

過激かな?

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2012年2月 5日 (日)

歩きにチャレンジ

いつも自転車で走っている多摩湖自転車周遊道を歩いて見ました。

12:30に家を出て、15:30に帰ってきました。ちょうど3時間、15kmの歩きでした。自転車だと約35分もあればOKなんですが、普段デスクワークばかりで歩かないので肉体的にも厳しいですが、自転車で走るのと違ってなかなか距離が出ないので精神的にも厳しい。今、既に筋肉痛ですし眠いのですが、みかんにベッドを取られてしまっているのでブログ書きです。^^

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多摩湖の北側の公園の歩道です。この北側は西武遊園地でちょうどジェットコースターから歓声が聞こえます。寒いのに良く乗るなあ・・・

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堤防の上は、湖面を渡ってくる風が冷たい。日差しがあるのとハイペースで歩いているので、さほど寒くはありません。結構人が出てきていますね。

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いつもは歩行者が広がって歩いていると邪魔だと思っているので左端を歩きます。冬枯れた雰囲気ですが、南側のこの付近は日が射して暖かい。歩いていると、これまで数百週は走っていても見落としていたような物が見えてきます。やはりスピードが変わると見える物は変わりますね。

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もう狭山湖への分岐の辺りに来ました。いやあ、遠いわ^^自転車だと目線が逆なので気が付きませんでしたが、玉湖神社です。あれ?多摩湖じゃないの?もしかして貯水池が出来る時に幾つかの村が湖に沈んだと聞いていますが、ここには昔から湖があってその湖の名前が玉湖だったのかなあ?なんて、適当な想像が浮かびます。調べてみましょうかね?

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やれやれ、やっとコンビニが見えるところまで来ました。さっきスポーツドリンクを買ったのが12:50分でしたから、現在14:50でちょうど2時間でした。11kmを2時間だとアベレージ5.5KM/hですか。ちょっとハイペース過ぎでしたかね。

4月から通勤場所が変わるので、満員電車に備えて体力づくりをしなくちゃと思い歩いてみましたが、今度の勤務先は都心ですから、地震でも起こって帰宅難民になると27kmを歩いて帰らなければなりません。有給休暇が丸々40日近くありますから、休もうと思えば明日から3月一杯休める計算ですが、2月は申し送りに使って3月は、体力づくりと何処か旅行にでも行きましょうかね?

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