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2013年6月 4日 (火)

シンダーコンクリートに桜島の火山灰を使わないか?

最近建物のコンクリートの厚さとか密度からX線の透過率を計算する羽目になっていて、シンダーコンクリートと言う言葉を頻繁に目にする。
軽量コンクリートの事だったよな?と高校生の時に仕入れた古い記憶から、新しい情報を調べて見た。

昔まだ日本が石炭産出国だった頃、大量の石炭の灰を出していた。
ビルを建てる時に躯体の上に配管してそれを埋める訳だが、密度の高いコンクリートで埋めてしまうと躯体に掛かる重量が途方もない。そのため軽量のコンクリートが必要だったのだけど、その時着目されたのがシンダー、つまり灰だったのだ。今風に言えばリサイクルなのだが、軽量かつ扱いやすいコンクリートだったようだ。

現在、石炭の灰を使う事は無いが、やはり軽量の混和剤を用いる。
一口にコンクリートと言っても混和剤によって機能が異なり役割も異なる。

ローマな巨大な構造物はコンクリート製だと聞く。実際に見たわけではないが、サイズと当時に得られた部材のミスマッチは、高校生の時には謎だった。
ナポリ近郊には、ヴェズーヴィオ火山がある大量の火山灰が存在する。どうもそれを混和剤に使っているらしい。火山灰は気泡だらけで軽く固い。だから混和剤に使うと硬度と重量の良いとこ取りになる。どうやって脱硫したのか不明だが鉄筋を使わなければ脱硫も必要ないのかも知れない。

桜島の火山灰は鹿児島に住む人達には迷惑極まりないだろうが、混和剤には有望な素材に思える。
誰かやらないかな?

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