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2015年4月14日 (火)

この記事を読んでどう思うだろうか?

この記事を読んでどう思うだろうか?
「ドイツのあるジャーナリストの日本論」
http://blog.tatsuru.com/2015/04/10_1343.php

日本の歴史修正主義と言うのは、正しい見方ではある。実際、日本人の僕にも阿部政権のやっていることは歴史修正だろうと思う。ただ、それは間違っている部分を修正しようとしているだけなのか、正しい部分まで都合の良いように修正しようとしているのかで、評価はまるで異なる。

日本人には腹を切ればその後の責任は問わないような文化があり、それにより事実を正しく検証しないために同じことを繰り返すような、例えばドイツの文化とそぐわない様な文化がありそうだと思う。敗戦後の禊のように自閉モードに入り、自国の戦争犯罪を正しく問わなかったし、他国の歴史認識にも口を挿まなかった。
問題は、日本の戦争犯罪は他国のプロパガンダに使われてきたために、その歴史自体が歪められている可能性が高い事だろうか?
ある意味戦後の新しい戦争犯罪のような物とも考えられる。戦争プロパガンダが如何に嘘に塗り固められたものかは、色々なところで知ることが出来る。最近の湾岸戦争でもメデイアが作った有名な話は沢山ある。他国の語る歴史そのものが既に都合の良いように修正されているのであれば、それは事実と異なる。そもそも過去の歴史は、戦勝国が残す。当然戦勝国に都合の悪い事実は隠され、都合の良いように修正される。

説明責任を果たさなかった反省も含めて、太平洋戦争の戦争犯罪の究明を柱とした戦勝国側からの見方、敗戦国側からの見方、アジア諸国の国ごとの見方、これらの事実解明を政治介入の無いところで行えば良い。これはちょっと急ぐ必要がある。戦争を生き延びた人たちは、戦争の事を語りたがらないから、事実は明るみに出ていない事が多い。実際に上官命令で犯罪に加担した人たちは、自戒の念も含めて押して黙り続けている。今事実を聞き出さなければ、それは永遠に失われる。

「税金を使っているから政権の批判は許さない」とかの政治介入は、日本の場合取り巻きが勝手に拡大解釈することが多いが、国際的な信用を失う原因になる。逆に税金を使って事実だけを多面的に記録する組織を立ち上げて、政権に予算を決定させない仕組みが必要だろう。これは本来公共放送としてのHNKの役目だが、受信料を払わない連中のお蔭か、国の補助金が無くては運営できない。故に政権が補助金を盾に介入してくるのを防げない。
政権と歴史記述を完全に分離独立させるのは困難な事が多いが、民主主義の成熟と共にそれは達成されても良いだろう?

最近のNHKの代表の発言を聞いていると、”僕は何のためにずっと受信料を払い続けているのだろうか?公正な報道を期待して払っているんじゃなかったかな?”と悲しくなるのだが・・・

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