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2017年4月

2017年4月21日 (金)

直ぐに正解を見たがるんだね

”もうちょっと自分で考えてからにしない?”
と言う事が増えたように思う。若手の教育を担当していて、あるCaseを見せて”意見を聞かせて”って聞くと、ちょっと見て”これって何ですか?”と聞いて来る。
う~ん・・・一つずつの正解は実はどうでも良いんだよね。大事なのは答えを導き出すための思考プロセスなんだ。出て来る答えは必ずしも正解で無くても良いくらい。トレーニングしたいのは、「正解に至るプロセスを学ぶ」ことなんだ。世の中、と言うと広げ過ぎだけど、僕たちの業界に真の正解は存在しない。最終的なGolden Standardとなる指標はあるけれども、それすら正解とは限らない。だから統計的に正解に至り易いプロセスを選ぶ。そのプロセスを学ばせたい。
ここの所相手にする人たちは、じっくり考える前に正解を知ろうとする傾向があるように見える。n数が少ないので統計的に有意差があるかどうかの判断は出来ないと思うけど、そういう行動がやたらと目に付くようになった。気付いてからは僕自身にも若干バイアスが掛かっているから尚更目立つのだろうが、それでも増えた気がする。
試験の成績を上げるための勉強の弊害なんだろうか?
多分現在の試験制度は、社会に出てからの例えば応用力や問題解決能力と言った能力を測るメジャーとしては、駄目なんだろう。

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2017年4月18日 (火)

民意とは何か?

メデイアで話題にはなるけれど、その実態が僕にはさっぱり解らない、その代表格は「民意」だろうか。
国民投票のように一つの案件に対して全員が意見を述べる事が出来るようなシステムがあって、その代表的な意見が80%であった、とか言うならそれは民意と言って良いだろう。
政治家、新聞、テレビで”民意は・・・であり・・・”なんて言われても、”それってどうやって集計したのさ?”って思う。
”街頭インタビューで1,000人に聞いたところ60%の人が賛成していました。”なんてものならまだマシだが、”本当に1,000人に聞いたの?”とか、”自分たちの都合の良い数字に変えてない?”とか、”そもそもその1,000人は母集団を代表するサンプルになり得るの?”とか、色々思う。
みんなメデイアがそう言ってるから”そうなのか・・・”位に思っているんじゃないだろうか?
それって空気みたいなもんだよね?
へんな空気が勝手に作られて、KYじゃない日本人が忖度や斟酌で話を進めている、そんな気がする。
国、県、市、町の民衆と議員のヒエラルキーが順に民意を上げて行くようなシステムがちゃんと機能するならば、テレビで国会議員が”地元から上がって来た民意を代表するとこうである。”なんて言っても良いかも知れないが、日本でそんな政治が行われれている様にはとても思えない。そんなヒエラルキー自体が無意味であるような印象すら受ける。
結局、メデイアで語られる「民意」って何さ?

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