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2017年5月 2日 (火)

日本人相手には上手く行っている証拠かな?

以前、「組織をダメにさせるCIA「サボり方ガイド」?」と言う記事に「現在の日本人一人当たりの生産性の低さは先進国の中では低いので有名ですが、これがCIAのなせる業なのであれば、アメリカと言う国の先見性には頭が下がります。」と書いたけれども、近年の日本とアメリカの貯蓄総額でも2倍の差があると聞いて、生産性の低さはこういう統計値にも現れているんだな、と思いました。
日本を貧しい国のままにしておこうと言うアイデアは、マッカーサーを取り巻く進駐軍のものですが、戦前の日本人がどんな仕組みでどんな働きぶりだったのかは良く解りませんが、進駐軍には”放って置いたらまたぞろアメリカを脅かす存在になる”と思ったのかも知れません。
その後の対日本戦略も日本の国力を抑える、もしくは、吸い上げるような施策が多かったなと思えますので、アメリカにとって日本は未だに「奉仕の国」であり続けるのかも知れませんね。そして、それは何故か日本人相手には上手く機能しているようです。その証拠が、統計値が示す日本人の生産性の低さや貯蓄総額の低さであるのかも知れません。
渡辺千賀さんが訳してくれた『Simple Sabotage Field Manual』 は以下の11項目のようなもので、第二次世界大戦時のCIAの前身組織 『Office of Strategic Services』 の秘密資料だそうです。原文はリンクを辿って下さい。
●「注意深さ」を促す。スピーディーに物事を進めると先々問題が発生するので賢明な判断をすべき、と「道理をわきまえた人」の振りをする。
●可能な限り案件は委員会で検討。委員会はなるべく大きくすることとする。最低でも5人以上。
●何事も指揮命令系統を厳格に守る。意思決定を早めるための「抜け道」を決して許さない。
●会社内での組織的位置付けにこだわる。これからしようとすることが、本当にその組織の権限内なのか、より上層部の決断を仰がなくてよいのか、といった疑問点を常に指摘する。
●前回の会議で決まったことを蒸し返して再討議を促す。
●文書は細かな言葉尻にこだわる。
●重要でないものの完璧な仕上がりにこだわる。
●重要な業務があっても会議を実施する。
●なるべくペーパーワークを増やす。
●業務の承認手続きをなるべく複雑にする。1人で承認できる事項でも3人の承認を必須にする。
●全ての規則を厳格に適用する。
https://www.cia.gov/news-information/featured-story-archive/2012-featured-story-archive/CleanedUOSSSimpleSabotage_sm.pdf

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