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2017年7月 7日 (金)

グレイゾーンの排除

グレイゾーンの排除と言う行動が、チーム医療と言う言葉を作ったんじゃないかな?
ある組織に属する人の論文の中に「グレイゾーンの排除」と言うKey Wordがあって、びっくりした覚えがある。その論文の論調は、職種の業務範囲の明確化を謳っており、業務範囲以外の仕事には一切手を出さない行動原理を書いている。
医療なんだからさ、特に3次救急の現場には必要とされる全ての職者が揃っているなんて有り得ない。でも死にそうな人をすくためにやらなければならない事は、その場でやらなければ死んでしまう。言わばグレイゾーンなんて当たり前なんだ。流石に法律違反は駄目だけど、資格の関係ない仕事であれば、その場で教わりながらでもやらなければ死んでしまう。死にそうな人を前に業務範囲外ですから出来ません、なんて言える筈もない。
上の話しは、極端な例だけど、医療の中には誰が気づいても、誰がやっても良い仕事なんて山のようにある。至る所グレイゾーンだらけだ。
一時、業務マニュアルに基づいた業務に書かれていない事をすると責任を追及するような風潮があった。それは、どこぞの医療ミスを看護師の勝手な判断ミスのようにして医師が逃げてしまっただけなのに、マスコミが看護師の暴走のような書き方で大騒ぎしたからだよね。医師のサボりを看護師が常態的にフォローしていたのに、”看護師が勝手にやった”と逃げちゃった医師が一番悪いのだけど、そちらは追求せずに簡単に記事に出来る看護師責任説で騒いじゃったマスコミも相当悪い。
業務マニュアル化は看護部が一番進んでいると思うけど、それは自分達を守るためであり、そこで生まれてきた概念がグレイゾーンの排除だと思う。
チーム医療なんて言葉は、行き過ぎたグレイゾーンの排除を巻き戻すためのものなんだよね?
 
追記:本当はね、一時の必要性に迫られて学校を沢山作っちゃったから、その受け皿を作るためにチーム医療の名のもとに仕事を別け人を増やすためのアイデアなんじゃなかろうか?と思う。その一時の必要性と言うのは、最近流行の学園スキャンダルの温床のような組織の個人利用のようなものが生み出したものか、ある時利益供与の果てに政治家が騒ぎにした人手不足かも知れない。説明を聞いていても実際にその必要性が曖昧な印象を受ける事業の概ね隠されている本当の理由は、呆れてしまうような個人や特定の組織の利益誘導の結果だったりするのかも知れない。各業界が担いだ政治家が言い出すようなことは、概ねその組織の利益を誘導する。でも、世の中そんなもんで成り立っていたりするから仕方ないかもね。
医療系の番組の視聴率が高い傾向にあるのも、高齢者の会話がほぼ健康の話と言う異常と思える健康志向の国民だらけなのも、死生観が異なれば違う反応になるのだろうね?今の日本の健康志向は国の財政を圧迫しているけど、一体誰がまいた種が花開いているんだろうか?そしてその種をまいた目的は何だったんだろうか?

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